「COCOFURO(ココフロ) かが浴場」は、2023年5月16日に北区王子本町にオープンした新しい銭湯です。
2021年4月に、惜しまれつつも閉店した「加賀浴場」の跡地が全面的にリニューアルされ、新しい銭湯施設としてオープンしました。
銭湯ならではの機能性は残しつつ、カジュアルにリニューアルしたデザイナーズ銭湯[COCOFURO(ココフロ)]シリーズの3号店です。
館内施設・風呂・サウナ
コンパクトな銭湯施設で、岩盤浴や露天風呂はありません。
・華の湯(奥飛騨湯の花)
・電気風呂(華の湯内にあります)
・彩湯(漢方風呂など)
男湯・女湯ともにサウナ・水風呂・外気浴スペースがあります。
・ロウリュサウナ
・外気浴スペース
サウナは、アロマロウリュとともに熱風を送りながら音楽が流れる「爆風ミュージックロウリュ」と、音楽なしの「サイレントロウリュ」が15分おきに実施されます。アロマや音楽のスケジュールは、公式Twitterや店頭で確認できます。
タオル・館内着・ロッカー・アメニティ・飲食スペース
レンタルタオルや購入フェイスタオルなどのアメニティは、券売機で購入できます。館内着はありません。
販売タオル(ロゴ入り):130円
レンタルバスタオル:160円
タオルセット:290円
下足箱と、脱衣所ロッカーでは、100円玉は必要ありません。
洗い場には、シャンプーとボディソープのみ設置されています。コンディショナーやトリートメント、クレンジング等はありませんので、持参するか、受付で購入しましょう。
ドライヤーは無料で利用できます。化粧水や乳液はありません。
受付でオリジナルのソフトクリームや生ビールやソフトドリンクが購入でき、イートインスペースやソファスペースで飲食可能です。
営業時間・定休日
「COCOFURO(ココフロ) かが浴場」の営業時間・定休日は以下の通りです。
営業時間:6:00〜24:00(最終受付 23:30)
定休日:3月・5月・9月・11月の第3火曜日
毎日朝6時から営業しているので、朝風呂としての利用も可能です。料金は変わらず、時間制限もありません。
利用料金(入館料)・支払い方法・回数券・クーポン・割引
利用料金は以下の通りです。
通常の東京都内の銭湯料金となります。
サウナ利用には別途200円必要です。サウナ利用者にはレンタルミニタオルが2枚つきます。
料金(入館料)
大人 :500円
中学生:400円
中人 (小学生):200円
小人 (6歳未満):100円
都内共通入浴券:発売予定(4,500円/10枚)
サウナ:200 円
支払い方法
券売機での現金支払いに対応しています。
回数券・都内共通入浴券
店舗の回数券は販売されていませんが「都内共通入浴券」が利用できます。
→ 都内共通入浴券の詳細はこちら
クーポン・割引券・JAF優待・株主優待など
編集部で確認したところ、かが浴場のクーポンや割引券は現在のところ配布されていないようです。JAF優待もありませんでした。
高齢者向け入浴補助券(お風呂券)など
編集部で確認したところ、現在のところ北区高齢者ヘルシー入浴補助券が利用できる指定公衆浴場に「かが浴場」は含まれていないようです。(参照元:令和5年度 北区高齢者ヘルシー入浴補助券について)
行き方・駐車場・最寄り駅・送迎バス
COCOFURO(ココフロ) かが浴場
住所:〒114-0022 東京都北区王子本町2丁目23−9 加賀ビル 2階
電車・バス・徒歩
JR京浜東北線・王子駅から徒歩8分ほど、東京メトロ南北線・王子駅から徒歩7分ほど
(北口出口→王子大坂に向かい直進→王子大坂先の横断歩道向かい)
路線バスの場合、王子駅から3分ほどです。送迎の無料シャトルバスは現在のところ運行されていないようです。
<王子駅からのバスでの行き方>
王子駅北口・国際興業バス7番乗り場
・ [赤50]赤羽駅西口ゆき「本町通り」停留所 徒歩1分
<赤羽駅からのバスでの行き方>
赤羽駅西口・国際興業バス6番乗り場
・ [赤50]王子駅ゆき「本町通り」停留所 徒歩1分
車(駐車場)・自転車・バイク
無料駐車場や提携駐車場はありません。できるだけ電車やバスを利用するのがおすすめです。
自転車やバイクは施設1階部分の駐輪場に駐車できます。ビル内で共用の駐輪場のため、満車の際には注意しましょう。
ランステとしての利用は可能?
元となった加賀浴場では、ランステ(ランニングステーション)としての利用も可能でしたが、現在のところ「かが浴場」では、ランステ利用はできないようです。
近隣でランステ利用したい場合は、王子駅近くの銭湯「飛鳥山温泉」がおすすめです。銭湯ランナーを歓迎しておりランステ利用も可能とのことです。詳細は店頭でご確認ください。
※ランニングステーションとは、ランナーの拠点になる施設のことで、ランニング前の更衣室利用や、手荷物預かり、ランニング後の銭湯利用などができるシステムになっています。
公式SNS・運営会社 公式サイト
[公式Twitter]COCOFURO かが浴場-公式-
[運営会社 公式サイト]株式会社楽久屋
「加賀浴場」はコインランドリーの元祖!
「かが浴場」の元となった「加賀浴場」ですが、実はコインランドリー発祥の地として知られています。昭和40年に全自動洗濯機が考案されたのを機にコインランドリー(洗濯コーナー)を開設したのだそうです。
昭和40年代頃から急激に普及した銭湯のコインランドリーですが、開設当初は、まったく新しい試みのためクリーニング業界や東京都から「浴場法」違反ではないかとクレームがつくなど、順風満帆な営業ではなかったようです。こうした先人の努力によってサービスが生まれたと思うと感慨深いものがありますね。
残念ながら、現在のかが浴場にはコインランドリーはありませんが、近隣にはコインランドリー施設はあるようです。
(※本記事内[COCOFURO(ココフロ) かが浴場]のサービス内容や料金等は2023年5月22日時点の情報です。記載の金額は、特に記載のない限り税込の金額です。)