2015年3月14日に延長開業した北陸新幹線。
おトクに乗れる切符などの種類や買い方をまとめてみました。
ネット予約
北陸新幹線は、事前にネット予約することで、10%程度安くなります。
ネット予約した切符は、駅の指定席券売機や、みどりの窓口で受け取ることになります。
[えきねっと](JR東日本)
JR東日本の公式ネット予約サービスです。利用にはクレジットカードが必要です。
「えきねっとトクだ値」という割引運賃で、10%割引で利用できます。
当日の発車時刻6分前まで予約できるので、駅でスマホから予約してその場で切符を受け取るようにするだけでも10%割引に。
ただし、「えきねっとトクだ値」は販売席数限定なので、割引無しの通常運賃でしか予約できないこともあります。
[e5498(イーゴヨヤク)](JR西日本)
JR西日本の公式ネット予約サービスです。利用にはクレジットカードが必要です。
「WEB早得1」という割引運賃で、10%割引で利用できます。予約は乗車前日の23時まで。
おサイフケータイ(チケットレス)
北陸新幹線は、おサイフケータイを使ってチケットレスで利用することもできます。
[モバイルSuica特急券 モバトク/スーパーモバトク](JR東日本)
JR東日本が提供するチケットレスサービス。利用にはクレジットカードが必要です。
「モバトク」では700円前後割引で利用できます。当日の発車時刻6分前まで予約できます。
「東京-富山、金沢」などの一部の区間では、割引率の高い「スーパーモバトク」があり、2000円前後割引で利用できます。こちらは乗車前日の23:40までに申込が必要。
自由席
自由席を利用すれば、指定席特急料金(通常期)よりも520円安くなります。
ただし、満席時には着席できない可能性もあります。自由席でも、金沢や東京などの始発駅から乗車するのであれば、ホームで並べばほぼ確実に着席できるでしょう。
※「かがやき」号は、全席指定席のため自由席特急券では乗車できません。
パックツアー
北陸新幹線の往復と、ホテル宿泊がセットになったパックツアーもあります。
[びゅう]国内ツアー
JR東日本が販売する、おトクな旅行商品です。
北陸新幹線の往復利用と、ホテルや旅館の宿泊がセットになったパックツアーが用意されています。
ホテルや旅館も利用する予定であれば、切符と別々に申し込むよりも断然おトクです。
駅レンタカーがお得な料金で申し込めるほか、観光地を効率的に回れる「びゅうバス」が使えるツアーも。
利用するホテルなどや利用人数、利用日や宿泊日数によって料金が変わります。
ネットから予約を申し込んで、切符などは宅配で受け取るか、主要駅にあるびゅうプラザの窓口で受け取れます。
[日本旅行(赤い風船)]JR+宿泊プラン
日本旅行が販売するパックツアー。
北陸新幹線の往復と、ホテル・旅館の宿泊を、自由に組み合わせて申し込むことができます。
出発の3日前まで申込可能(クレジットカード決済の場合)。チケット類は宅配で受け取りになります。
そのほか
北陸新幹線では、往復割引はありません。片道だけでも、往復でも、値段は同じです。
また、北陸新幹線用の回数券は販売されていません。そのため、金券ショップなどでは格安チケットを買うのは難しいでしょう。